Androidアプリを作ったときにやったこと
少し前になりますが、Bookmark Homeというブックマーク関連のAndroidアプリを公開しました。AndroidもJavaも初めてで制作期間は2ヶ月ぐらい。その時の記録です。
アプリについて
ホームアプリのようなUIのブックマークアプリ。見た目はiPhoneにも近いです。詳しくは下のページ辺りを参照してください。
http://www.appbrain.com/app/bookmark-home/org.lagoscript.bookmarkhome
http://www.applizoo.com/detail/app/org.lagoscript.bookmarkhome
Java
Javaというか静的型付けの言語を本格的に触ったのは初めてだったけど、LLをいくつかやったことがあるためかすぐに覚えられました。やったことはリファレンス系の本を一冊軽く読んだだけ。自分にとってあまり新しい概念はない気がしたけど、Genericsとか無名クラスとかはちょっと新鮮でした。あとは言語がクラスの構造化を強制するのでその辺の勉強になった気がする。
Android
最初は初心者本を一冊読んでから、サンプルアプリ(Api Demo)を動かしつつそのソースを見ていきAndroidでどういう事ができるのかを確認。その後はAndroid本を数冊買って、オープンソースの標準アプリやAndroid自体のフレームワークのソースを確認しながら開発をしていきました。開発にはEclipseを使用。Vimなしでは生きていけない体になってしまっていたのでVrapperをインストールしてViライクなキーバインドにして使ってました。
標準アプリ
作ったものが近い機能をもっていたこともあり、"Launcher"と"Browser"がかなり参考になった。コードの構成とかに迷ったときにも、これらの標準アプリのソースを確認して同じ感じにしたり。ソースは下のページの"snapshot"からダウンロードするか、Gitでダウンロードできます。
Androidフレームワーク
公式のドキュメントだけではフレームワーク部分の細かい動きがわからないので、ソースをダウンロードして読まなければならないことが多いです。必要なWidgetが足りないときに、近い機能を持つViewのソースをちょっと改造してWidgetを作ったりもした。
サンプルアプリ
Android SDKに含まれているApi Demosというアプリがとても参考になります。APIの簡単なサンプルを動かしながらソースを確認できる。Androidでできることを把握したり、これどうやるんだっけ?という時にとてもいい。
Android本
数冊読んだ中のオススメ。
- 作者: Ed Burnette,日本Androidの会(監訳),長尾高弘
- 出版社/メーカー: オライリージャパン
- 発売日: 2009/05/18
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- 作者: 江川崇,竹端進,山田暁通,麻野耕一,山岡敏夫,藤井大助,藤田泰介,佐野徹郎
- 出版社/メーカー: アスキー・メディアワークス
- 発売日: 2009/07/01
- メディア: 大型本
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